過去類似事業
未来を拓くイノベーションTOKYO
プロジェクト
(平成30年度~令和6年度)

事業概要

未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクトは、都内のベンチャー企業や中小企業等が、資金・人材・販路等を潤沢に有する事業会社等とのオープンイノベーションにより事業化する革新的な製品・サービス等を対象に、その事業化及び販路開拓に要する経費の一部を補助することにより、大きな波及効果を持つ新たなビジネスの創出と産業の活性化を図ることを目的とした事業として平成30年度~令和6年度まで実施した。

補助対象テーマ(例)

人工知能(AI)、ロボティクス、情報通信(ICT、IoT)、交通・モビリティ、エネルギー、フィンテック、農業、セーフティ、ヘルスケア・ライフサイエンス、素材・ナノテクノロジー、ものづくり、航空宇宙 等

事業スキーム

オープンイノベーションプロジェクト ベンチャー・中小企業へ 事業会社(メーカー・商社等)から ①総事業費の1/4以上の出資等 ②販路・ブランド・人材等の提供 東京都から補助金を提供(ハンズオン支援含む)補助金額3億円以内(下限1億円)補助率1/2以内 支援期間2年以内

採択プロジェクト

第1回(平成30年度)

株式会社SkyDrive

プロジェクト
プロジェクトテーマ
「空飛ぶクルマ」の開発と認証取得に向けた安全性向上
プロジェクト概要
新たなモビリティ社会の実現に向け、電動垂直離着陸型航空機の「空飛ぶクルマ」の開発を行う。機体の製造・開発に加え、有人機の試験飛行を通じ、航空機としての機体認証に堪えるレベルを目指して、安全性・信頼性の向上に取り組む。
プロジェクト組成先の事業会社等
日本電気株式会社
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」が強力サポート! SkyDriveの「空の移動革命」は新たなステージへ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

エクセルギー・パワー・システムズ株式会社

プロジェクト
プロジェクトテーマ
次世代蓄電池を活用した分散型パワーサービスの事業化
プロジェクト概要
東京大学発の急速充電・急速放電が可能な次世代パワー型蓄電池システムを改良し、分散型パワーサービスの提供に向けた実証実験を実施する。
EV急速充電ステーションの運営費削減を行うとともに、蓄電池由来の調整力で再生可能エネルギー電源の急激な変動に伴うブラックアウトを防止し、東京のスマートシティ、セーフシティ化に貢献する。
プロジェクト組成先の事業会社等
東京ガス株式会社
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」で人類共通の課題解決へ!エクセルギー・パワー・システムズの「蓄電池システム」がエネルギーの脱炭素化を実現する | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

第2回(令和元年度)

株式会社ナイルワークス

プロジェクト
プロジェクトテーマ
生育調査システムの開発
プロジェクト概要
地球規模の気象変動に対して、農作物の収量品質を安定化させることを目的とした「生育調査システム」を開発する。
本システムは、
①自動運転の生育調査ドローン
②ドローン自動発着と充電ができる軽トラック(軽トラ母艦)
③生育調査から得られた情報をもとにした最適栽培支援技術
で構成される。
プロジェクト組成先の事業会社等
住友化学株式会社
住友商事株式会社
クミアイ化学工業株式会社
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」採択企業が奮闘!ナイルワークスの「生育調査システム」が日本の農業を変える | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

株式会社アストロスケール

プロジェクト
プロジェクトテーマ
宇宙ごみ除去技術の開発 及び 実証衛星の開発・運用
プロジェクト概要
宇宙空間で使用されなくなった人工物は宇宙ごみ(スペースデブリ、デブリ)と呼ばれ、近年の宇宙活動の活発化に伴うデブリの増加が問題となっている。
アストロスケールは、今後人工衛星を打ち上げる企業及びすでに宇宙空間にあるデブリの所有者である各国政府に対して、デブリ除去サービスを提供することを目指している。
そのために、デブリ除去技術実証衛星ELSA-dによる技術実証や、デブリヘの接近・捕獲技術の開発を行う。
プロジェクト組成先の事業会社等
株式会社アストロスケールホールディングス
Astroscale Singapore Pte. Ltd.
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」が後押し。アストロスケールの“宇宙版交通インフラ”が「ごみだらけの宇宙」を救う | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

第3回(令和2年度)

株式会社AIメディカルサービス

プロジェクト
プロジェクトテーマ
内視鏡AIによる消化器診断支援サービスの提供
プロジェクト概要
共同研究開発する医療機関から良質な内視鏡での静止画、動画を収集し、専門医の手により作成された教師データからAIを学習させることで、早期がんを検出・鑑別する内視鏡AIソフトウェアを開発する。本AIは共同研究開発先である医療機関の臨床研究上で評価・検証することで実臨床においてのAIの有効性を確認する。
本システムにより、日本はもちろんとして世界中のがんの早期発見に貢献し、がん見逃し低減を実現する。
プロジェクト組成先の事業会社等
Innovation Growth Ventures株式会社 等
評価書
スペシャルインタビュー

「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」が支援!AIメディカルサービスの内視鏡AIが目指す、胃がんの見逃しゼロの未来 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

Rapyuta Robotics株式会社

プロジェクト
プロジェクトテーマ
物流ロボットの群制御プラットフォームの開発
プロジェクト概要
物流現場では、労働力が不足する一方、需要が急拡大しておりロボットの活用が必要である。
本事業では、
①多種・複数台のロボットと周辺設備との連携(群制御)機能の開発
②現場導入前のシミュレーションを実施する機能の開発
③システム導入に携わる人材(SIer等)教育環境の整備
を実施して、物流現場でのロボット導入を促進させ、労働生産性の向上を目指していく。
プロジェクト組成先の事業会社等
株式会社モノフル
評価書
スペシャルインタビュー

「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」のサポートで、物流業界の人材不足に立ち向かうラピュタロボティクスの挑戦 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

第4回(令和3年度)

Heartseed株式会社

プロジェクト
プロジェクトテーマ
再生医療等製品の製造プロセスと保存・輸送技術の開発
プロジェクト概要
iPS細胞を用いた再生医療には大きな期待が寄せられているが、通常の医薬品と異なり生きた細胞が製品であり、サプライチェーンの構築が重要である。
本計画では、当社が開発するiPS細胞由来心筋球の市販後の製造プロセスと保存・輸送技術を重点的に開発する。
これにより、本治療法の普及に向けた安定供給・品質保証体制の構築を図るとともに、提携・協働する関連企業の海外展開も含めた製品展開の機会拡大にも寄与する。
プロジェクト組成先の事業会社等
ノボ ノルディスク(Novo Nordisk A/S)
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」で躍進!iPS細胞由来の再生医療が世界中の心不全患者を救う | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

株式会社フローディア

プロジェクト
プロジェクトテーマ
革新的AIエッジデバイスを実現するCIM技術の開発
プロジェクト概要
AIエッジ演算に最適な半導体デバイスを開発する。
低消費電力でAI演算を行う技術の一つとして、メモリを使ってAIに必要な積和演算を行うComputing in Memory(CIM)が注目されている。
弊社のメモリーを用いたCIM技術は、競合に比べて低費電力で、複雑なAI演算を可能にする。
プロジェクト組成先の事業会社等
丸紅ベンチャーズ株式会社
評価書
スペシャルインタビュー
「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」が支援!革新的AIエッジデバイスが描く無限の可能性 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

第5回(令和4年度)

株式会社LIFESCAPES

プロジェクト
プロジェクトテーマ
脳卒中患者の生涯を支えるBMIサービスの事業化
プロジェクト概要
当社は、今まで治療方法が存在しなかった脳卒中重度麻痺患者のために、医療用BMIリハビリ機器を開発し、医療機関への展開を進めています。一方で、患者は運動機能の回復維持のため生涯にわたる訓練が必要となりますが、医療制度上、発症6か月程度で退院を余儀なくされているのが現状です。本計画では、自宅で使える簡易BMIデバイスを開発し、患者を生涯にわたり支援するサービスを実現します。
プロジェクト組成先の事業会社等
塩野義製薬株式会社
評価書
スペシャルインタビュー
脳のもつ力を引き出す──LIFESCAPESのBMIリハビリ機器が脳卒中患者の新たな一歩をサポート| Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

エイターリンク株式会社

プロジェクト
プロジェクトテーマ
空間伝送型ワイヤレス給電システムの標準化
プロジェクト概要
エッジデバイスをマイクロ波ワイヤレス給電(以下WPT)化し、デジタル世界の実現と国際競争力の強化に貢献する。
爆発的なセンサの増加により新市場の創出が期待されるが、コストや物理的な制限、CO2排出量の要因から給電源(配線やバッテリ等)が世界的課題であった。
WPTは課題を解決するキーテクノロジーとして注目されている。当社システムの標準化やオープン化によって、国内での新市場の発足による国内企業の発展と国際競争力の増強を目指す。
プロジェクト組成先の事業会社等
国内大手FA機器メーカー
評価書
スペシャルインタビュー
ワイヤレス給電で未来のインフラを築く、エイターリンクの挑戦 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)