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ゼロエミッション枠

支援対象者

以下の(1)、(2)、その他募集要項記載の全ての要件を満たすベンチャー・中小企業等

(1)令和5年6月1日時点で、①、②のいずれかの要件を満たす中小企業者等

①以下の要件を全て満たしていること
 ・引き続き1年以上事業を営んでいる者
 ・東京都内に登記簿上の本店または支店があること
②都内で創業し、かつ、現時点においても都内で事業活動しており、引き続く事業期間が1年に満たない者

(2)以下の①、②の要件をいずれも満たすプロジェクトを組成していること

①事業会社等から、令和元年4月1日から令和6年3月末までに総事業費の4分の1以上の出資等を受けること
②事業会社等から、令和4年4月1日から令和6年3月末までに販路・人材・ブランド等の提供を受けること

大学発ベンチャー・一般枠とは内容が異なります。

●総事業費の分担イメージ

(その他要件)
募集要項(PDF)をご覧ください。

補助対象となる技術開発テーマ

補助対象事業者が取り組む補助対象事業は、下表のいずれかに資する技術開発テーマであって、その開発する技術が下表の「目指すべき姿」の達成に寄与する内容であれば補助の対象となります。

大学発ベンチャー・一般枠とは内容が異なります。

(参考)これらの「目指すべき姿」および技術開発テーマは、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都がビジョンと具体的な取組・ロードマップをまとめた「ゼロエミッション東京戦略」に基づいています。
「ゼロエミッション東京戦略」の詳細についてはこちら
(注)下表に示す「技術キーワード」はあくまで一例です。

(1)再生可能エネルギーの
基幹エネルギー化
目指すべき姿

使用エネルギーが100%脱炭素化

技術キーワード例
  • ・「再エネ発電」に関する技術
  • ・再エネ導入に伴う「調整力」や「VPP」に関する技術
  • ・「エネルギーシェアリング」に関する技術
  • ・再エネの「自家消費促進」に関する技術
(2)水素エネルギーの
普及拡大
目指すべき姿

再エネ由来CO2フリー水素を、脱炭素社会実現の柱に

技術キーワード例
  • ・「水素の製造・貯蔵・運搬」に関する技術
  • ・「再エネ由来水素」に関する技術
  • ・「燃料電池」に関する技術
(3)ゼロエミッションビルの
拡大
目指すべき姿

都内全ての建物がゼロエミッションビルに

技術キーワード例
  • ・「エネルギーマネジメント」に関する技術
  • ・「省エネ」や「低消費電力」に資する照明や設備、AI・IoTやネットワークに関する技術
  • ・「スマートホーム」に関する技術
(4)ゼロエミッションビークルの
普及促進
目指すべき姿

都内を走る自動車は全てZEV化

技術キーワード例
  • ・バッテリー等の「EV/PHEV」の素材や部品に関する技術
  • ・「充電インフラ」に関する技術
  • ・自動車を代替する「電動モビリティ(二輪車、パーソナルモビリティ)」に関する技術
  • ・「MaaS(自動車の配車や運行の最適化)」や「自動運転」に関する技術
  • ・「バイオ燃料」に関する技術
(5)3Rの推進
目指すべき姿

持続可能な資源利用が定着

技術キーワード例
  • ・「リユース」「リデュース」「リサイクル」に関する技術
  • ・「環境配慮設計」に関する技術
  • ・「資源循環」に関する技術
  • ・「バイオマス利用」に関する技術
(6)プラスチック対策
目指すべき姿

CO2実質ゼロのプラスチック利用 (カーボン・クローズド・サイクル)

技術キーワード例
  • ・「代替素材」に関する技術
  • ・プラスチック処理における「熱回収」や「水平リサイクル」に関する技術
  • ・「海洋プラスチック除去」に関する技術
(7)食品ロス対策
目指すべき姿

食品ロス発生量実質ゼロ

技術キーワード例
  • ・食品の「需給調整・マッチング」に関する技術
  • ・食品ロス削減に資する「保存」や「加工」に関する技術
  • ・CO2排出量の少ない食品の「製造」技術
  • ・「食品残渣の再生・転換等」に関する技術
(8)フロン対策
目指すべき姿

フロン排出量ゼロ

技術キーワード例
  • ・自然冷媒等の「ノンフロン」に関する技術
  • ・フロンの「安全な利用・回収・廃棄」に関する技術
(9)適応策の強化
目指すべき姿

気候変動の影響によるリスクを最小化

技術キーワード例
  • ・気候変動の「予測」や「リスク評価」に関する技術
  • ・「防災(豪雨・台風・暑さ等)」に関する技術
  • ・「自然環境(森林・水・海・生態系)の保全や効果的な利用」に関する技術

審査方法・審査基準

申請書類に基づき、一次審査(書類審査)を行います。
一次審査を通過した申請者に対して、二次審査(面接審査)を行います。
最終的には、総合審査会審査において補助対象者を決定します。

大学発ベンチャー・一般枠とは内容が異なります。

資格審査
申請要件審査
経理審査
財務状況審査
環境審査
製品・サービスのライフサイクル全体での環境負荷を審査
技術審査
(1)市場性
  • ・社会情勢や顧客ニーズとの合致
  • ・市場獲得の可能性、市場の優位性
  • ・販路開拓手法の妥当性
(2)新規性、
   優秀性
  • ・製品等の機能や性能、適用されている技術の新規性や独自性
  • ・既存製品等との比較による優位性
  • ・製品等がもたらす社会的貢献度
(3)実現性
  • ・達成目標水準の妥当性
  • ・課題に対する解決方法の妥当性
  • ・事業実績、財務状況、社内及びプロジェクトの実施体制
(4)波及性
  • ・新たな市場創出の可能性
  • ・市場・業界への波及効果
  • ・都内中小企業への効果
(5)環境性
  • ・ゼロエミッション東京の実現への寄与
  • ・製品等がもたらす環境対策への波及効果

応募方法

1.事業説明会への参加

応募をご検討いただく場合、 説明会にご参加ください。

2.応募書類の作成

応募書類の様式はこちらからダウンロードください。

3. 申請希望・予約

応募を決めた場合、以下から申請希望を行ってください。
申請希望頂いた方に、申請予約の詳細をお送りいたします。
※ご希望の方には、申請に関する面談を行います。

申請は「オンライン提出」「持参提出」のいずれかを選択できます。
いずれの提出方法においても面談を実施するため申請希望と申請予約が必要です。

【申請受付期間】
令和5年11月20日(月)~11月29日(水)(土日祝除く) 9:00~17:00

【持参の場合】
持参の場合は以下の提出先まで申請書類を持参してください。

【提出先】
「ゼロエミッション東京の実現等に向けたイノベーション促進事業」事務局
株式会社日本総合研究所 東京本社
リサーチ・コンサルティング部門

東京都品川区東五反田2-18-1 大崎フォレストビルディング11階
(JR各線「大崎」駅から徒歩6分、JR・都営浅草線「五反田」駅から徒歩7分)